篠原 孝
民進党/衆議院議員
勉強したいのに経済的理由で断念するのは、今の世の中であってはならないと思います。
日本経済が停滞する中で、地方の高校生の4人に1人が親元を離れて大学に行くのを躊躇していると、私の友人や高校の先生が訴えました。
本当かと思い耳を疑いましたが、これが厳しい現実です。授業料は私の頃(1960年代後半の法学部)は、一カ月の国立大学授業料が1,000円。今はずっと高くなっているのが、何といっても生活費です。毎年200万円かかり、4年間で800万円は、負担が重すぎます。本当は大学が都市にある必要はなく、生活費の安い地方に移転すべきと思いますが、(アメリカのLand Grant Collegeはすべて小さな田舎町にあります。)
とりあえずの処置として給付型奨学金が必要だと思います。