中央労福協は、7月5日、厚生労働省に対し2022年度の政策・制度要請を実施した。
中央労福協・石上千博副会長より要請書を佐藤英道副大臣に手交し、南部美智代事務局長より最重点要求項目ならびに重点要求項目について説明したあと、意見交換を行った。
<要求項目>
- コロナ禍で講じられた特例措置について検証し、平常時においても必要な支援策は継続実施や恒常的な制度とする。
- 改正生活困窮者自立支援法の施行後5年の見直しにあたり、必要な法制度の整備・改善を行う。
- 医療機関への財政支援や地域保健衛生施策の拡充、および医療・介護従事者への支援を確実に実施する。
佐藤副大臣は最重点要求項目、重点要求項目についてそれぞれ回答いただいたうえで、「毎年、現場の意見を踏まえた貴重な提言を頂いている。ポストコロナ社会を見据えた課題は重要である。引き続き、医療・介護従事者への支援対応をしっかりやっていきたい」と述べられた。