就労・居住支援事業等へ第11次助成

 ろうふくエール基金では、地方労福協が実施もしくは関係団体と連携して行う就労支援、職業訓練、雇用創出、居住支援などの事業の新規立ち上げ・拡充や、コロナ禍に対する生活・就労支援活動を促進するため、その経費の一部を助成しています。

 第11次助成では、以下の事業に対して助成を行いました。

(1)滋賀県労福協 200,000円

申請事業名フードドライブ事業
事業主体一般社団法人 滋賀県労働者福祉協議会
事業内容 コロナ禍の影響を受け、より急増する生活困窮者への支援や子ども食堂などの子育て支援を目的として、1/23~2/28にフードドライブを行う。
 フードドライブは滋賀県労福協ではこれまで一部地域での事業であったが、今回より労福協県下統一事業として、くらしサポートしが、事業団体、連合滋賀も巻き込んで広く食料提供を呼びかける取り組みとする。

(2)滋賀県労福協 400,000円

申請事業名難病の人たちの就労支援・生活支援等を行っているNPO法人に対する支援
事業主体NPO法人「喜里」
事業内容 コロナ禍にあって、難病の人たちは感染リスクが高いこともあって家に閉じこもりがちになる方も多く、就労や生活の困難さが増している。こうした中、難病の人たちの就労継続支援、生活支援を行っているNPO法人「喜里」は、現在の作業スペースが手狭で感染対策にも限界があり物理的なバリアも多い現状から、ユニバーサルデザインの施設を新設し、安心して足を運ぶことのできる場をつくることにより当事者や家族への支援の拡充をめざしている。
 滋賀県労福協としても、施設の新設必要性に賛同し、クラウドファンディング等で協力している。

(3)佐賀県労福協 200,000円

申請事業名100世帯のひとり親世帯の子どもたちにクリスマスケーキを贈るプロジェクト
事業主体特定非営利活動法人フードバンクさが
事業内容 佐賀県労福協が運営・財政面で支援を行っているフードバンクさが、ひとり親世帯の子どもたちにケーキ100個を贈る取り組みを支援する。

(4)奈良県労福協 200,000円

申請事業名困窮大学生に対する「食」の支援
事業主体奈良県労福協
事業内容 コロナ禍の影響で困窮する大学生に食品を130セット用意し、1月17日(大学での連合奈良寄付講座日)と26日に希望する大学生に提供する。
 配布時にコメントカードやネットアンケートを実施し、学生生協とのかかわりを深め、今後の事業拡充に努めていくステップとする。

(5)青森県労福協 200,000円

申請事業名ひとり親世帯の支援のための子ども食堂
事業主体こども食堂 雀庵(じゃあくあん)
事業内容労福協加盟団体関係者が実施している子ども食堂が、社会貢献事業として、「子どもの居場所の提供」をコンセプトに、子ども食堂を毎月開催しているが、子どもの日の5月4日・5日には特別に「そば御膳」を40世帯に提供 助成を機に今後の活動連携に取り組みたい。
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