就労・居住支援事業等へ第17次助成

 ろうふくエール基金では、地方労福協が実施もしくは関係団体と連携して行う就労支援、職業訓練、雇用創出、居住支援などの事業の新規立ち上げ・拡充や、コロナ禍に対する生活・就労支援活動を促進するため、その経費の一部を助成しています。

 第17次助成では、以下の事業に対して助成を行いました。

(1) 徳島県労福協 420,000円

申請事業名生活困窮者(ひきこもり者)就労支援事業・社会的自立支援事業
事業主体徳島県労福協 あなんパーソナル・サポート・センター
事業内容徳島県労福協は、これまで生活困窮者事業を徳島県、徳島市、鳴門市、阿南市、小松島市から事業委託を受け、各事業を展開している。今回、阿南市からの受託事業と連携する活動を推進する観点から「就労支援者居場所づくり」の拠点施設を新設する。 コロナ禍の影響により離職を余儀なくされ、ひきこもり状態になった方は増加したと言われており、地域での居場所や仲間づくり、相談の拠点として「就労支援者居場所づくり」を設置するもの。

(2) 徳島県労福協 400,000円

申請事業名小松島市重層的支援体制整備事業
事業主体徳島県労福協 こまつしま生活自立支援センター
事業内容徳島県労福協は、徳島県、徳島市、鳴門市、阿南市、小松島市から生活困窮者自立支援事業の委託を受け、各事業を展開している。2024年4月より小松島市から重層的支援体制整備事業の参加支援事業を受託した。 コロナ感染症拡大による離職をきっかけに、ひきこもり・ひきこもった状態にある住民を対象に、社会とのつながりづくりに向けた支援を行う。

(3) 熊本県労福協 200,000円

申請事業名熊本県北部こども食堂ネットワークの各団体を通して必要な方々に対する食料支援事業
事業主体熊本県北部こども食堂ネットワーク
事業内容私たちを取り巻く環境は、今なお続く新型コロナの影響から日常生活の改善がされない状況にある。更には諸物価高騰などにより日々の生活は大変厳しさを増している。このことから、こども食堂を運営する各団体に対して食糧支援を実施し、支援を必要とする方々にきめ細かな、そして継続的支援ができるように食材支援でサポートすることを目的としている。

(4) 鹿児島県労福協 200,000円

申請事業名引き続く新型コロナ禍での困窮に加え、昨今の物価高騰が続く中でのベトナムからの鹿児島県内への留学生(4月末約90人程度の見込み)に対する食の支援事業
事業主体(一社)鹿児島県労働者福祉協議会
事業内容コロナ禍の影響による国際定期便の減少による自国との航空券代の高騰に加え、物価高、アルバイト先・時間(週28時間以内)も限られている状況で、生活支援をしていくことで少しでも学習できる環境作りにつなげていく。そのためにNPO法人フードバンクかごしまとの連携・協働によるベトナムからの鹿児島県内への留学生に対する食料の提供による支援活動を実施していく。
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