[岩手労福協]被災地に美しい椿のじゅうたんを~支援の“根”を広げます

 一般社団法人レッドカーペット・プロジェクト(以下、RCPという。)は、地元事業主(株式会社バンザイ・ファクトリー)が中心となり昨年6月に陸前高田市に創設されました。市花である椿で未活用土地を真っ赤に染めることで新しい景観を創り(観光資源)、その椿を原料とする商品製造を通じて身体障がい者を含む雇用の創出をめざしています。また、RCPでは、コロナ禍により休職や休業で収入が減少した労働者に対して、家計応援の一助に資するための就労の場を提供しています。
 岩手労福協は、2021年度全国研究集会でRCPの活動が全国に紹介されたことを機に、東日本大震災からの復興および被災地支援事業に追加することを9月2日の第117回理事会で確認しました。RCP事業を支援するための助成金を贈るだけではなく、一緒に椿の植樹作業も行います。支援期間は向こう3年間としました。初年度である今年は、ろうふくエール基金から20万円を助成いただき、岩手労福協からも10万円を拠出し計30万円を寄付しました。
 10月1日(金)には現地で贈呈式を行い、岩手労福協 佐々木秀市会長からRCP 高橋和良代表理事に支援金を贈呈、高橋代表理事から感謝の言葉をいただきました。同日には植樹も予定していましたが台風16号の影響によりやむなく中止。あらためて10月8日(金)に事務局が現地に出向き成木3本と苗木12本を植樹しました。RCPの計画およそ7,000本に対してこれまでに約1,300本が植樹されたそうです。


一般社団法人レッドカーペット・プロジェクト公式ウェブサイト
 ▼ https://www.rcp.life/

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