ろうふくエール基金では、地方労福協が実施もしくは関係団体と連携して行う就労支援、職業訓練、雇用創出、居住支援などの事業の新規立ち上げ・拡充や、コロナ禍に対する生活・就労支援活動を促進するため、その経費の一部を助成しています。
第3次助成では、4月26日に以下の事業に対して助成を行いました。
(1)千葉県労福協 200,000円
申請事業名 | コロナ禍における千葉県内の大学生への食料等支援活動 |
事業主体 | 千葉県協同組合提携推進協議会(千葉県生協連が主体として運営) |
事業内容 | コロナ禍によりアルバイトの激減や親からの仕送りの停止などで生活が困窮している県外からの一人暮らしの学生1,000名にお米や缶詰、レトルト食品などの食料を無料で配布する。 |
(2)和歌山県労福協 200,000円
申請事業名 | コロナ禍で困窮する大学生への食料支援活動 |
事業主体 | 和歌山県生協連 |
事業内容 | コロナ禍により求人・アルバイトが急激に減少し生活に困窮している大学生や大学院生に対して、食品8品・2,000人分を無料で配布する。 |
(3)高知県労福協 200,000円
申請事業名 | 「こうち食支援ネット」の設立 |
事業主体 | 高知県労福協 |
事業内容 | 県内で分立して活動している支援団体を緩やかに連携する中間支援組織を設立し、コロナ禍で貧困生活を余儀なくされた人々に食を通じた支援を実施する。将来的には認定NPO法人化を目指し、食材を恒常的に確保し、持続可能な生活困窮者への支援の仕組みの確立する。 |
(4)宮崎中央会 235,104円
申請事業名 | コロナ禍で常に感染リスクの現場にいる幼児保育従事者への支援事業 |
事業主体 | 宮崎中央会 |
事業内容 | 宮崎中央会加盟の3つの幼稚園と1つの保育園に、子どもたちの使う玩具の消毒器財および職員用のマスクを提供する。 |
(5)秋田労福協 402,021円(追加助成)
申請事業名 | ①フードバンク事業・家計改善相談(自立支援) ②フードバンク事業・親子宅配弁当事業(親子食堂) |
事業主体 | ①一般社団法人 フードバンクあきた ②NPO法人 秋田たすけあいネットあゆむ |
事業内容 | ①コロナ禍で生活困窮となっているひとり親世帯に「生活応援セット」として食料品を無償で提供する。アルバイト先の休業・収入減などで生活困窮に陥っている学生に食料品を無償で提供する。定期的な支援者に対する家計改善相談支援を行う。 ②コロナ禍で生活困窮に陥っているひとり親世帯への緊急食料支援(フードパントリー)を行う。親子食堂の中断の代替策として親子宅配弁当を提供する。コロナ禍における家庭内DVの増加に対応し、DVシェルターを設置し、避難者に寄りそった相談対応を行う。夜の無料学習塾を実施する。 |
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