2020年に全世界で広がった新型コロナウイルス感染症。我が国でも幾度も感染急増の波が押し寄せ、依然として終息の見通しは立ちません。今年の本キャンペーンは、コロナ禍における2年目と位置づけ、ポストコロナ社会を見据えた取り組みを推進します。一歩踏み出す「行動」「参加」「発信」をキーワードに、地域活動の実践を着実にすすめていくとともに、労福協運動の社会的存在価値を高めていくこととします。
「全国福祉強化キャンペーン」は、毎年全国47都道府県の労福協が一斉に取り組む「福祉強化」を目指すキャンペーンです。10~11月を取り組み強化期間として、「今こそ、労福協の力を。」を合言葉に、困難を抱える生活者に寄り添いながら、穏やかな日常を取り戻すことをめざして活動を展開します。
合言葉
今こそ、労福協の力を。
2つのテーマ
- 労働者福祉運動で、共助の輪を地域に広げよう!
- 生活・就労支援を地域のネットワークで支えよう
今年の重点活動は、すべての労福協が取り組む全国統一行動である「ミニマム行動」と、“一歩踏み出す“をキーワードとした「チャレンジ行動」の2つです。
重点活動
1.ミニマム行動(全国統一行動)
- 奨学金に関する取り組み
- 自治体要請行動
① 自治体への政策制度に関する要請行動
② 当該自治体の支援策の情報提供やネットワークによる相談者の支援
- 労金、こくみん共済coopとの連携
① 労金「生活応援運動」「多重債務者・奨学金返済困難者への対応」の展開
② こくみん共済coop「災害時無保障者の解消」「防災・減災運動」の展開
2.チャレンジ行動
- 地域活動の実践
① 全国研究集会のテーマ「コロナ禍や大規模災害を乗り越える地域コミュニティの再生」の考察を踏まえた地域活動の実践の検討
② 地域コミュニティへの参加や協同組合・NPO団体等との連携の試行
- リモートやWebを活用した研修会の実施
① リモートを活用した研修会や会議等を独自に開催するスキルの習得
② ポストコロナ社会を見据え、リモート会議での“リモート会話慣れ”を図る
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ろうふくエール基金にぜひご支援・ご協力をお願い致します。
労福協のさまざまな取り組み