中部労福協主催「2024年度研究集会」参加 |
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活動期間 |
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2024年10月15日(火)~2024年10月16日(水) |
内 容 |
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研究集会の様子 |
10月15日(火)〜16日(水)京都市「ホテル平安の森京都」において、中部労福協主催の「2024年度研究集会」が開催されました。全体では55名が参加、岐阜労福協からは櫻井事務局長他4名が参加しました。冒頭、主催者を代表し中部労福協 水野会長の挨拶、開催地を代表し京都労福協 原会長の挨拶の後、2日間で以下の内容の講義を受講しました。
1日目の講義1では、京都観光アドバイザー・京都検定講師 塩原直美氏を講師に「明日の京都観光が10倍!楽しくなる75分~地元の?も!に変わる~」をテーマに講演があり、スクリーンとエリアMAPを使いながら文化財の見方などを紹介され、例えば「庭園」にも流行がある、池泉回遊式庭園・浄土式庭園・枯山水庭園・借景庭園の4つが基本、庭の場合、名勝=重要文化財 特別名勝=国宝という捉え方でOKなど、京都の歴史と観光に触れ、地元に戻ってからの散歩、また全国へ旅する際にも今後参考にしていきたいと思いました。
講義2では、京都女子大学・大谷大学非常勤講師 中村武生氏を講師に「豊臣秀吉の4つの京都城郭-政権拠点はいかに選ばれたか」をテーマに講演があり、はじめに秀吉の本拠の城といえば一般に大坂城と信じられているがそれでよいのか、4つの京都城郭(妙顕寺跡に営んだ二条城、聚楽城と武家地、伏見城と武家地、京都新城の誕生)と秀吉の戦略、織田・徳川時代の背景を振り返り新たに分かってきたことなどを話され、京都の歴史に思いを馳せ興味深く聞くことができました。
2日目の講義3では、レジリエント・シティ京都市統括監 藤田裕之氏を講師に「今後のSDGs推進に求められること~レジリエンスとの関わり~」をテーマに講演があり、そもそもSDGsとは、「全加盟国賛同」が意味すること、SDGsをどう捉えるのか、「誰一人取り残さない」ためには私たち自身が当事者として考えていくことが必要であること、推進における留意点として行政、経済界、大学、地域、市民等における縦割りを排除していく等、SDGsについてそんな見方もあると考える機会となりました。また、SDGsを超えて持続可能な社会を考える上で不可欠な「レジリエンス」とは、先行き不透明で前例のない社会に直面する中での新たな課題として、大胆な改革・発想の転換が必要であり、そのキーワードは「レジリエンス」であること、「レジリエンス」の二つの要素は、ダメージを耐え忍ぶ「しなやかさ」「打たれ強さ」とダメージを受けても被害を最小限にして立ち直る「回復力」であると話されました。また、「レジリエンス」の視点から、人口減少を含む縮小社会に向けた対応についても、いろいろと考えさせられました。最後に「レジリエンス」は決して与えられるものではなく、レジリエントな社会の実現に向けて、SDGsの推進を契機とした、社会全体の価値観の転換、行動様式の変革を連動させることが重要であると話され、SDGsと「レジリエンス」の融合について身近な問題として考えることができました。
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添付資料 |
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