第61回通常総会を3年ぶりに対面開催する! |
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活動期間 |
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2022年5月24日(火) |
内 容 |
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あいさつする今野会長 |
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議長団の青谷 寛(右)・相澤 潤(左)代議員 |
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団結してガンバロウ! |
自主福祉活動の充実・強化を!
~ 県労福協第61回通常総会終える ~
福島県労働福祉協議会第61回通常総会ならびにライフサポートふくしま第14回総会は、去る5月24日ラコパふくしまにおいて開催しました。
当日は、県労福協加盟団体ならびに各地区(支部)労福協からの来賓6名に代議員、役員含め約90名により開催しました。
半澤善伸事務局次長の司会により定刻通り午後1時30分に始まり、まず開会あいさつを八巻正一副会長からあいさつがありました。
次に資格審査報告では、総会成立要件「総会は、役員並びに代議員の過半数の出席によって成立する」に基づき、午後1時30分現在、役員26名中25名出席、代議員81名中61名出席により第61回通常総会の成立が報告されました。
進行を司る議長団には、連合福島から青谷 寛代議員、東北労働金庫県本部から相澤 潤代議員の両名を指名・選出いたしました。そして、書記並びに議事録署名人の任命に続いて、県労福協を代表し今野会長は、県労福協が取り組む方針に触れ3点について訴えました。1点目は、コロナ感染拡大に伴う、働く者・生活者への支援策について「県労福協は、DO・もーばっじプロジェクトに取り組みました。コロナ禍で謀殺された差別・誹謗中傷。エッセンシャルワーカーの支援のため会員はじめ多くの方々からバッジ購入と同時に、励ましのメッセ―ジをいただきました。そしてその浄財で、在庫が課題となった県産米を購入し、保健所や医療機関に働く皆様に贈呈をさせていただきました。また、福島県立医大の協力を得ながら電話による心の相談、併せてアンケート調査に取り組み、現状の把握とその原因究明をはかりました。すでに、報道されておりますが、メンタル疾患・自殺者の増加は、経済への影響は言わずもがな、コミニュケーションの断絶などの影響からその傾向は女性に強く表れております。」
2点目は、連合福島と福島県・社会福祉協議会との災害ボランティア協定締結の取り組みについて「一昨日も、いわき市を中心とした地震被害があるなど地震の頻発があります。今年、3月16日の福島県沖地震では、相馬・南相馬・県北地方を中心に、家屋倒壊・損壊などが甚大な被害となりました。県労福協は、連合福島の要請に基づき南相馬を中心とした被災家屋の家財の後片付けや被災ごみの搬出など、支援業務を行って参りました。今ほど申し上げた2点の取り組みのきっかけ、これはあの11年前の悲惨な経験、不幸な体験の下にあります。原発事故当時の福島県民が受けた、いわれなき差別や偏見、誹謗中傷に県民は苦しみました。今回のコロナ禍でも医療現場で働く仲間が、同様の状況に苦しみました。また、3.11の震災当時、全国から多くの仲間が駆け付け、復旧に向けた支援の作業に取り組んでいただきました。風化も課題とされる中で、当時の苦労やそして多くの善意、これらを教訓にしながら次の世代につないでいくために、私たちは何をつないでいくのか?何を残すのか?その具現化をはかる取り組みとなりました。」
3点目は、成人年齢引き下げへの対応、取り組みについて「今年4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられました。親の同意がなく様々な契約ができる反面、課題も指摘され不安を抱えている方々もいらっしゃいます。自転車の保険加入の義務化と合わせたチラシを作成し、4月からの新年度を迎えるにあたり県教育委員会をはじめ高学校や経営者団体、警察、関係機関など広く配布をさせていただきました。すでに、チラシを見て問い合わせなどもあり、これまで取り組んでいる高校生のための消費者講座への申し込みなど関心を高めております。」
「以上3点申し上げて来ましたが、頻発する自然災害・コロナ感染・緊張する国際情勢などにより社会・経済は混乱し、不透明感は強まっております。働く者・生活者の環境は、著しく悪化をし、不安と不満は強まっており、この様な課題を解決すべき政治の機能も著しく損なわれています。国際関係の緊張感が増す中、県労福協も働く者・生活者の視点に立ち、迎える参議院選に臨まなければならないと思っています。」
続いて、来賓あいさつに入り、まず福島県知事・内堀雅雄様の代理で遠藤 玄雇用労政課主幹兼副課長及び福島市長・木幡浩様代理で清野 浩商工観光部次長より祝意と労福協への期待を込めたご挨拶をいただきました。
次には羽田則男顧問、菅野敏夫顧問、小林竜二顧問、今泉 裕顧問を紹介、羽田顧問より代表あいさつをいただきました。祝電・メッセージ披露では、中央労福協・芳野会長メッセージを読み上げ、北部労福協各道県労福協からのメッセージ(ご芳名のみ)を披露しました。
来賓・顧問退席後、議事に入り(1)2021年度活動報告(2)2021年度会計報告並びに監査報告(3)2021年度剰余金処分(案)が事務局から報告提案がされ、満場の拍手で承認されました。次に、(4)2022年度活動方針(案)(5)2022年度予算(案)が事務局から提案され、質疑応答は皆無で採決に入り、満場一致により承認されました。
続いて、ライフサポートふくしま第14回総会に入り、(1)2021年度活動報告(2)2021年度会計報告(3)2022年度活動方針(案)(4)2022年度予算(案)が事務局から提案され、全議案が満場一致により承認されました。
続いて、第6号議案に戻り、2022~2023年度役員の選出では、諸橋誠敏役員選出委員長から経過と結果に続いて候補者を紹介、満場一致の拍手で承認されました。そして、役員退任慰労記念品規則に基づき、永年、県労福協役員として貢献いただき期中で退任された①南波和春前幹事(県南地域)、②箭内孝仁前監事(県中地域)、③國分俊樹前幹事(県教組)へ感謝状と記念品の贈呈を確認し、事務局からお届けすることとしました。その後「連帯・協同で安心・共生の福祉社会をつくろう!」との総会スローガンを全体の大きな拍手で採択しました。
議長団ならびに書記の解任後、小野利市副会長の閉会あいさつに続いて今野泰会長の団結ガンバロウ三唱で午後3時30分、総会は予定通り終了しました。
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添付資料 |
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