活動報告
報告日:2021-02-03
高校生・若者のための消費者講座(二本松工業高校)2回目開催!
 
活動期間 2021年2月2日(火)
内   容
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消費者講座の様子(1月29日)
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消費者講座の様子(2月2日)
◆1年1組の消費者講座(第1回・1月26日開催)が終了し、第2回目は1月29日(1年2組と3組)、2月2日(1年1組)に開催しました。

◆講師は前回に引き続き、東北労働金庫福島県本部の酒井貴大氏に担当いただきました。

◆冒頭、先週の講座を振り返り、「契約の知識」で話さなかった点として、来年4月からの民法改正による成年年齢の引き下げ(20歳が18歳)について触れました。民法では、未成年者が親の合意を得ずに契約した場合、原則として契約を取り消すことができます。しかし、法改正により成人となる18歳・19歳は、この対象外となることから、自分の意志の契約としてスマートフォンの購入やローン、クレジット契約が可能になります。したがって、若者を狙った悪質商法に巻き込まれないよう、「契約に関する正しい知識」「相手に押し切られない力」を身につける必要があると強調されました。

◆チャプター3「クレジットカード」では、クレジットカードの仕組みや利用する時の注意点が話されました。クレジットカードは、「カード会社にお金を立て替えてもらうこと」「カード会社から借金をする」ということ。注意点としては、「利用は収入に合わせた額ですること」「支払いは遅れずにすること」「他人にカードは貸さないこと」「借金のための借金はしないこと」と促しました。

◆チャプター4「悪質詐欺商法」では、不当にお金を振り込ませる悪質業者がいることから、被害にあわないため・あった場合の対処法について学んでいただきました。様々な名目で金銭を請求する架空請求やワンクリック詐欺の対処法として、①サイトを利用した覚えがなければ無視すること。②一度クリックしただけでは契約は成立しないので、お金を支払う必要はないことなどが話されました。最後に、困った時の対処法として、決して「ひとりで悩まず、親や先生」、または公的な相談機関(県消費生活センターや消費者ホットライン188)に連絡すること」と助言し、二本松工業高校での消費者講座が終了しました。

添付資料
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