2019年度岐阜労福協主催「理念・歴史・政策セミナー」を開催 |
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活動期間 |
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2019年9月26日(木) |
内 容 |
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講師:山本幸司氏 |
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セミナーの様子 |
2019年9月26日(木)「ワークプラザ岐阜」5F大ホールで2019年度理念・歴史・政策セミナーを開催しました。
当日のセミナーは田会長の挨拶で始まり、講師に労働者福祉中央協議会講師団講師の山本幸司氏をお招きし、「誰もが人として生きていける社会のために 労働者自主福祉運動を新しいステージに前進させよう!」~歴史に学び「共助の創造と公助の再構築」=新しい時代を切り拓こう~をテーマに講演いただきました。
最初に、私たちはどういう時代を生きているかについて、私たちは今、これまで経験したことのない社会構造の変化の中で生きており、雇用・勤労形態の変化と劣化により中間層が解体され、新しい階級社会が誕生したことや持続可能性を脅かす人口動態など、激動する社会環境や情勢についてのお話がありました。
次に労働運動、協同組合運動は社会を変える力を持っているか?力の源泉は?について、今に引き継ぎたい労働者自主福祉運動の歴史と教訓として、労福協ならびに労働金庫・こくみん共済coopの創設の背景や歴史について、理解を深めました。
最後に、労働者自主福祉運動が新しいステージに踏み出すためには、4つの視点が大切であるとお話しされました。
1.時代に向き合う覚悟として、現実を直視し、時代と社会に対する共通認識に立つこと
2.歴史に学ぶとして、運動は困りごとや不安に寄り添うことから始まったこと
3.自分たちの足元からモデルケースを創り出すこと
4.「トライ&エラー」をおもしろがる作風、文化が不可欠であること
当日の会場は、用意した席がほぼ埋まる84名の参加者があり、質疑応答も含め若干の終了予定時刻を超過するなど、講演を熱心に聞き入る様子を見ることができました。
なお、今回のセミナーにつきましては、飛騨支部主催で11月13日(水)午後6時30分より飛騨地区労働者福祉会館(ろうかん)、中恵支部主催で11月14日(木)午後6時30分より東海労働金庫中津川支店会議室におい
て、それぞれ講師に山本幸司氏をお招きし、同様のセミナーの開催が予定されています。
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添付資料 |
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