活動報告
報告日:2017-08-10
第5回労働者自主福祉運動の理念・歴史講座
 
活動期間 2017年8月5日(土)
内   容
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第5回労働者自主福祉運動の理念・歴史講座の開催

 本講座の趣旨・目的は、戦後70年を迎え、労働運動・労働者自主福祉運動の理念や歴史、さらには労働組合と生協活動との関わりなど「創業の初心」が希薄になってきた現状を踏まえ、あらためて労働運動・労働者自主福祉運動が果たしてきた役割を学び、労金運動および労済運動の重要性を再認識する中で、職場や地域における諸活動に役立てていただくことにあります。
 岩手労福協は、2014年度から盛岡市を中心に労働者自主福祉運動の理念・歴史講座を開催してきました。今年度で4年目の取組みになることから、盛岡市以外の地区で開催する方針とし、去る8月5日(土)、二戸市の「ワークインにのへ」において20名が参加して開催しました。
 講師には、中央労福協から高橋均アドバイザー(元事務局長)をお招きし、「労働者自主福祉運動の始まりとこれから」と題して90分のご講演をいただきました。戦前・戦後の歴史を振り返り、労働金庫・全労済と労働組合の関わり、その関係性の過去と現在の変化、さらには労働運動と労働者自主福祉運動のこれからの役割とは何か等、教えていただきました。
 後半の部では、東北労金岩手県本部の菅原副本部長から岩手労金設立の歴史、全労済岩手県本部の本田事業部長からは全労済の組織改革について報告していただきました。
 労福協スローガン「連帯・協同でつくる安心・共生の福祉社会をつくろう!」は、労働運動・労働者自主福祉運動の理念・歴史の上に成り立つものであります。歴史を学び、その理念を分かち合い、あらためて連帯・協同・友愛・絆の意味をかみしめることが肝要であります。
 本講座は、職場・地域における労働者自主福祉運動の推進を図るために、基礎知識習得のための教育事業の一環として、来年度も開催地を変えて継続していきます。

<プログラム>
 ・講演 「労働者自主福祉運動の始まりとこれから」
         ~労働金庫・全労済の誕生と労働組合の関わりを中心に
       講師:労働者福祉中央協議会 アドバイザー 高橋 均 氏

 ・講義1「労金運動について」
       講師:東北労働金庫岩手県本部 副本部長 菅原 芳勝 氏

 ・講義2「全労済の組織改革について」
       講師:全労済岩手県本部 事業推進部長 本田 俊哉 氏

添付資料
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