2015年度高知県労福協研修会を開催 |
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活動期間 |
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2016年1月23日(土) |
内 容 |
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持続可能な暮らしと社会のために
「世代を超えて若者支援・奨学金問題改善に取り組もう」
~労働運動の社会的役割を発揮しよう~
1月23日(土)に、高知会館にて2015年度高知県労福協研修会を各会員団体・退職者など多くの皆さんに参加いただき、60名の参加で開催しました。
講師は、中央労福協参与・山本幸司氏で、連合副事務長・中央労福協副会長を歴任し、奨学金問題を含め、複雑な社会構造の問題を分かりやすく解明し、我々の運動の方向性を説明いただきました。
はじめに、日本社会が大きな曲がり角に立ち、放置できない社会の劣化が進んでいるで、講演が始まりました。
かつて「一億総中流社会」と呼ばれた日本社会の現在が、雇用就労形態の変化により非正規労働者の著しい増加が進み、雇用労働者の5分の2が非正規労働者で、特に女性の場合は5割を超えているとの実態が報告されました。分厚い中間層の存在が日本社会の特徴であったが、旧標準型の正規雇用層、非正規雇用層、生活保護等が必要な被保護層の三層構造化され、格差社会になったとのことでした。
直面する困難として、若者・壮年・高齢者の実態の中で、年金制度・雇用保険制度の抱える問題、派遣法の改正経過等について分かりやすく説明があり、子どもの貧困の実相では事例を交えて報告され、参加者の理解が深まりました。
社会問題としての奨学金問題では、奨学金制度の変遷・教育ローン化した奨学金制度について説明がありました。若者の貧困問題をなぜ放置できないのか、少子・高齢化と人口構造の変化、非正規雇用、低賃金、少子化等により社会保障制度の基盤が崩壊されつつあり、今力を合わせて若者の問題、奨学金制度の問題改善に取り組む必要があるとの提起がされました。
参加者より、奨学金問題の署名活動を含めて今後の取り組みについて質問があり、講師より国会内での院内集会、総理大臣への署名提出、超党派議員連盟立ち上げ等今後の取り組みについて報告がありました。
高知県労福協として、奨学金問題改善に向けて更に取り組みを進めていくことを確認しました。
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添付資料 |
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