シンガポール・マレーシアを視察 |
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活動期間 |
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2010年10月31日(日)~2010年11月5日(金) |
内 容 |
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平成22年度は、10月31日から11月5日まで、団員15名により、シンガポール共和国とマレーシアの視察事業を実施しました。
シンガポールは東南アジアにおいて最も発展し自由主義で成功した国、一時は欧米の需要落ち込みと輸出力の低下で製造業が振るわない時期もあり、世界経済危機下は金融界も打撃を受けました。しかし、雇用対策や企業の資金調達支援、インフラ投資などに12億円の景気対策により、GDPが第一四半期に前年同期15.5%増、製造業生産高も50%増と記録的な伸びを示しました。リーマンショック以降、油やIT・製造業などの産業を中心として、経済成長が9%超と国際競争力が近年急速に上昇し、自由市場主義を推進して世界経済の中継地点としての存在感を示しつつあります。輸出依存型の経済は日本との共通点も多く、リーマンショックの後遺症が見られないほどの経済発展を遂げていました。
マレーシアはASEANの優等生といわれる国。先進国となるべく、30年ほど前から積極的な外資優遇政策によって工業化と産業の高度化に取り組み、ITインフラの整備、国内企業への支援と様々な経済政策を推し進め、安定した経済成長を遂げていました。
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添付資料 |
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