活動報告
報告日:2009-09-28
五団体セミナー「暮らしと介護~安心して暮らすために」を開催
 
活動期間 2007年9月8日(土)
内   容
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 2007年9月8日(土)、田町交通ビルにて300名を越える参加者の中でセミナーを開催しました。 五団体を代表する東京労福協の遠藤会長の開会挨拶の後、基調報告は、長年介護事業に携わり現場の第一線で活躍されているNPO東京ケアネットワーク荒川サポートセンターかどころ所長の田中典子氏による「介護を取り巻く現状と課題」。改正介護保険制度の課題、介護従事者の本音などを含めた介護現場の実態、施設運営の問題、今後の介護のあり方などが報告されました。
第二部のパネルディスカッションでは、中央労働金庫の山口氏をコーディネーターに、自ら体験した遠距離介護や在宅介護の実体験を全労済東京都本部の小椋氏、全労済在宅介護サービスセンターとうきょうのケアマネージャーとして要介護者や家族の相談に応じている渡辺氏、小規模多機能型施設でケアマネージャーとして第一線の現場に立つ荒川サポートセンターかどころの家の石塚氏、東京マイコープ通所介護事業所八潮陽だまりの施設長として現場を切り盛りする田中氏をパネラーに、介護に関する家族の不安、悩みや問題、それらを受けて介護現場での対応、上手に介護サービスを利用するためのアドバイス、サービス提供者の働き方や人材不足問題など、実体験にもとづいた活発な論議が展開されました。
最後に、田原副会長から、介護制度をより良いものとするために参加者がそれぞれの立場でできることを実践しよう、五団体会議では引き続き社会的課題を捉えて啓発活動などに取り組むとの挨拶で締めくくられました。高齢者にとっても、支える家族にとっても、介護は心豊かなものでなくてはならないとの思いを新たにするとともに、課題の多い介護問題について改めて考えさせられるセミナーとなりました。


添付資料
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