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講師の亀岡のり子さん |
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2010.6.9 毎日新聞記事 |
◆「ライフサポートふくしま」くらし相談員の会が設立されました。
◆6月9日(水)午前10時半から福島市宮町・福島県労働福祉会館において、「ライフサポートふくしま」くらし相談員の会会員並びに専門相談員合同による〔くらし相談員の会〕の設立式並びに研修会が行われました。
◆県労福協ではこれまで「労福協サポート」として相談事業に取り組んできましたが、更に拡充強化するため、従来の担当者任せの相談体制から組織的相談体制に移行するために昨年1年間は相談員の確保と育成に重点をおいて準備を進めてきました。
◆「ライフサポートふくしま」の目的
福島県内における生涯生活福祉の向上をめざし、新たな共助システムを確立し、すべての勤労者、生活者が豊かで安心・安全な生活を確立する支援をすること。
◆相談事業の一翼を担うくらし相談員の確保に向けては、消費者力講座(155名受講)、消費者力検定試験(全国で5千名・福島県では42名が受験)を実施、その中の級認定を対象に相談員として登録、ご協力いただける方々をメンバーに設立にこぎつけることができました。
◆設立式には登録相談員22名中14名が出席、更に今後相談業務の中で連携が重要な県労福協加盟団体の専門相談員にも同席していただき、設立にいたる経過や意義などについて共通認識を新にいたしました。
◆「くらし相談員の会」の目的
この会は「ライフサポートふくしま」事業規約第8条(1)以外のうち、主に消費生活に関する消費者啓発活動、消費生活相談、消費生活に関する情報の収集・提供及び調査・研究を行うことにより県民生活の向上に寄与すること。
◆相談員の態勢が整ったことにより、今後は毎月第4水曜日を集中相談日としてメンバーが交代で、ボランティアで相談業務にあたっていくこと、消費生活に関する調査研究、情報の収集、分析及び提供、更には消費生活に関する諮問、提言、指導を行っていくことなど具体的な取り組みについて確認しました。
◆午後からは、相談員としての心構えなどについて、福島県消費生活センターのベテラン専門相談員の亀岡のり子さんから、最近の相談内容の傾向や具体的事例などを聞きながら●相手の目線に立って話を聞く、●冷静な判断を心がける、●相談者の信頼を得る、 ●一人で抱え込まない、などをご教授いただき、参加者一堂、相談員としての自覚と決意を新たにしました。
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