貧困から子ども・若者たちを救え!働くこと「労働」を、どう教え、伝えるか。「教育フォーラム2009」を開催 |
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活動期間 |
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2009年11月6日(金) |
内 容 |
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青砥先生による基調講演 |
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パネルディスカッションに臨む |
◆埼玉県の「教育週間」の最終日にあたる11月6日、埼玉労福協は連合埼玉と共催で「教育フォーラム2009」を、さいたま市の「ときわ会館」で開催しました。
今回のテーマは、家庭の貧困によって高校中退を余儀なくされた生徒たちや、学習意欲を低下させている子どもたちが増大している現状をふまえ、「学ぶ機会を奪われた子ども・若者は、結果的に働く力を養う機会も奪われている」という認識のもとに、「ドキュメント高校中退~いま、貧困が生まれる場所~」の著者でもある、埼玉県の元公立高校の教師を務めていた青砥恭さん、自由の森学園の社会科教諭の菅間さん、労協(ワーカーズコープ)で若者自立塾を運営している小椋さんの3人によるパネル討論で、貧困が将来を担う子ども・若者たちを、どんな過酷な状況に追い込んでいるのか、また、そのために学校や地域、そして何よりも国や地方自治体は何をしなければならいのかを明らかにしていきました。
◆当日は、連合埼玉の各組合の役員や事業団体の役職員、連合推薦地方議員、一般県民など約80名が参加しましたが、青砥さんの実態調査から浮き彫りになった貧困の犠牲となった生徒たちの境遇に驚くとともに、改めて日本の教育の貧弱さを共有化し、子ども・若者たちの教育は、社会全体の問題、大人たち1人ひとりの問題として捉え、国の教育施策の拡充だけでなく、地域社会で育成・支援するネットワークをつくって重要性が確認されました。
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添付資料 |
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