“出会い・つながり・支え合い”第17回労働者福祉学校開催 |
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活動期間 |
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2009年10月13日(火)~2014年12月31日(水) |
内 容 |
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会場の様子 |
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石川両一教授による基調講演 |
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シンポジウムの様子 |
地域に根ざしたネットワーク運動を!
10月13日、長野市内のホテルにて第17回労働者福祉学校を開催しました。今回は講師に龍谷大学教授石川両一氏を招き、労福協・労働団体・事業団体及びNPO関係者を含め約110人が参加しました。
近藤理事長(連合長野会長)は主催者を代表し「労働者福祉学校も17回という歴史を経ており、この歴史をふまえ更にステップアップし繋げていく必要がある。新しい労福協運動の定着・充実に向けて前進できるような有意義な一日にして欲しい」と参加者に呼び掛けました。
今回の福祉学校の主テーマは「“出会い・つながり・支え合い”地域に根ざしたネットワーク運動を!」とし、龍谷大学経済学部教授石川両一氏による基調講演と、県下4地区労福協とNPO2団体の活動報告、更に石川教授と報告者6名をパネリストとして「労福協とNPO活動の相互理解と連帯を探る」をテーマにシンポジウムを行いました。
石川教授の基調講演は、「労福協・NPOの出会いと協働が生み出す支え合い社会」をテーマに、時代の大きな転換期を迎えて労働組合、自主福祉事業団体や労福協は役立つ道具として存続できるのか?そのキーワードは、社会性の奪還、地域の発見、自主福祉、NPOとの出会いと協働にあると指摘し、「時代の転換と勤労者が直面する課題」「組織と運動の社会性の奪還とNPOとの連携・・・要的存在としての労福協」「新たな出会いと協働を考える」などについて話されました。
地区労福協の活動報告の内容は以下の通り。
長野地区労福協・・・「良きパートナーを探そう」「車いす無料貸し出し」「NPO、市民団体との連携」
松本地区労福協・・・「市制要求(提言)」「福祉事業団体と連携した研修会開催」「無料職業紹介所開設」
佐久地区労福協・・・「ライフプラン研修会開催」「勤労者フェスティバル開催」「暮らしなんでも相談窓口開設」
上伊那地区労福協・・「面談相談所開設」「未組織勤労者、地域住民へのアプローチ」
「地域に顔が見える存在アピール」
長野県NPOセンター・・・「長野県NPOセンターとは」「退職後の生きがい作り」「NPO便利屋推進事業」
NPOさくら会・・・「さくら会について」「作業所は地域密着型」「お茶飲みサロン・もとやのお菓子屋さん」
シンポジウムでは活動報告者が地区労福協やNPOの「課題や今後の目標、連携など」について発言、石川教授からは「労働組合の役員が地域の役員を引き受ける傾向にあるが、必要な人、やりたい人に任せることが大切」「団塊の世代が大挙して定年を迎え、地域でのコミュニケーション醸成、経験の場作りが必要」「協働の力で是非とも長野にもコミュニティ財団を作ってほしい」などのコメントがありました。
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添付資料 |
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