反貧困・駆け込み大相談会in埼玉に227名 |
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活動期間 |
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2009年3月21日(土)~2009年3月22日(日) |
内 容 |
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「反貧困・駆け込み大相談会」に227名
~551名のボランティアも支援に駆け付ける~
世界同時不況の影響で、雇い止めや契約解除になどの、いわゆる派遣切りによって職を失っただけでなく、同時に住まいも失い路上生活を余儀なくされた非正規労働者等を救済・支援するために、3月21日・22日の2日間にわたり開催された「反貧困・駆け込み大相談会(「反貧困ネットワーク埼玉」主催)」に、延べで227名の人たちが相談に訪れました。中には、所持金が0、4円しかないという人や、長い路上生活で健康を害している人も多く、失業が直ぐ「貧困」に直結するという今の日本社会の現状を改めて浮き彫りにしました。
会場となったソニックシティの鐘塚公園には、労働・生活相談、多重債務相談、医療・健康相談、女性相談などの各ブースが設けられ、埼玉県内の弁護士会や司法書士をはじめとする多くの専門家が相談に対応しました。その結果、60名の人が生活保護申請、25名の人がシェルター(緊急宿泊所)に入居(ときわ会館には4名)することになりました。また、相談日の初日の21日には、自主党や民主党など与野党の県内選出国会議員が視察と激励も兼ねて会場を訪れ、それぞれ超党派で国として緊急支援措置を講ずることを約束しました。ボランティアとして連合埼玉の竹花事務局長をはじめ、自治労加盟の各組合やJR総連の青年部の人たちも自主的に参加し、生活・雇用支援のさらなる強化や、雇用・就労カンパ活動の積極的な展開の必要性を訴えました。雇用情勢が一段と厳しさを増している中で、貧困の大きな要因である失業者をこれ以上出さないため、社会に大きくアピールした相談会となりました。主催した「反貧困ネットワーク埼玉」ではこの大相談会の実績を背景に、国や地方自治体に責任ある支援施策を講ずるように求めていく考えです。
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添付資料 |
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