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~ニューシニア世代 社会とつながるこれからの第2章~
ニューシニアの方々に社会参加を促すセミナーが、なら100年会館で開催され、約200名の方々にお集まりいただきました。
まず、作家の立松和平さんより「私のボランティア活動」と題して基調講演を受けました。中でも「足尾に緑を育てる会の活動報告」として、公害第1号足尾鉱毒事件の現場である荒廃しきった山の植林活動の呼びかけをして11年、参加者には苗・土・スコップ・弁当持参の要請、さらには1人1000円のカンパの呼びかけにもかかわらず、昨年の4月植樹デーには1300人の人々が集まった。また、11年間で約7千人の参加者を得たこと。植林目標は100万本であるが、現在3万7千本となり、貧者の一灯であるとの報告をいただきました。
また、ボランティア活動を長続きさせるコツは「しんどいことは行政がやる。ボランティア活動は楽しむことが大切」とも話されました。
さらに後半のパネルディスカッションでは、近畿ろうきんの法橋さんをコーディネーターに、パネラーとして①景観ボランティア明日香の三木会長②山野草の里づくりの会の福岡理事長③いこま棚田クラブの出口代表幹事が登場され、それぞれの活動の積極的なアピールの場となりました。
<主催>
奈良NPOセンター・近畿ろうきん奈良県本部
奈良県社会福祉協会・奈良県労働者福祉協議会
<後援>
奈良県・連合奈良・全労済奈良県本部・健やか奈良支援財団
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