活動報告
報告日:2005-09-01
平和映画会(チョッちゃん物語)を上映しました。宇陀地区労福協
 
活動期間 2005年8月20日(土)
内   容
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 今年は広島・長崎の被爆、そして敗戦から60年目を迎えました。しかし、中国や韓国で今年大規模な反日デモが行われたように、今なお国内外を問わず日本の戦後補償や戦争責任問題がとりざされています。
 私たちは、戦争体験や被爆体験の風化が叫ばれている状況の中で、戦争体験者からの戦争体験・被爆体験を承継し、過去の戦争の事実を知り、知識を増やすだけでなく、戦争を体験した人々の悲しみや怒り、戦争を繰り返してはならないという強い思いを引き継ぎ平和な未来を築くため、毎年8月に平和映画祭を開催しています。
 今年は、8月20日に午後2時と4時の2回に分けて上映を行いました。
夏本番のうだるような暑さの中、夏休みの土曜日ということで幸いにも2部あわせて約200名の親子連れの方々がお越しくださいました。
最初はざわついていた子供たちも、照明を落とし映画が始まると食い入るようにスクリーンを見つめていました。
映画の内容は、戦後50年を記念し、黒柳徹子さんの母親で世界の子供たちを貧困と餓死から救うために活躍されたチョッちゃんこと黒柳朝さんの自叙伝「チョッちゃん物語」をアニメーション映画化されたものです。激動の時代を妻として、母として、夫を愛し子供たちの健やかな成長を願い、どんな困難な時でも家族のきずなを大切にし明るく、たくましく生きてきた黒柳朝さんの生き方をモチーフに「平和の大切さ」「生命の尊さ」を感動的に描いているものです。
約1時間20分の上映が終ると、自然と拍手が起こってきました。
ハンカチを手にした子供さんや、お母さんも数多く見受けられました。
「この映画祭を機会にご家庭で平和についてお話をしていただければ。」との終わりの挨拶を事務局から申し上げると、また大きな拍手をいただきました。
小さな活動ですが、地球上から戦争が亡くなる日を切に願って、これからも地道に続けていかなければならないと思います。



添付資料
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