活動報告
報告日:2024-11-06
2024年度勤労者チャリティー文化講演会開催
 
活動期間 2024年11月5日(火)
内   容
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講師 杉本 昌隆 氏
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チャリテイー募金
11月5日(火)18:30より「じゅうろくプラザ2階ホール」において、講師に「杉本昌隆」氏を招き、「弟子・藤井聡太の学び方」をテーマに講演をいただきました。会員をはじめ一般募集もおこない多くの方々に参加していただきました。
講師の選定にあたっては、岐阜労福協および各支部役員の投票により、「杉本昌隆」氏を選定しました。「杉本昌隆」氏は、1980年6級で(故)板谷進 九段の門下となられ、2019年2月22日八段に昇段され、2020年6月の竜王戦ランキング戦3組決勝では、当時藤井聡太7段と二度目の対戦となり、師弟対決が大きな話題になりました。2022年公式戦通算600勝を達成され、棋界57人目となる「将棋栄誉賞」を受賞されました。現在、トーナメントプロであると同時に、執筆活動やテレビ出演等もこなされ、幅広くご活躍をされています。
講演では、師匠として1回目の対局は師匠の力を見せ、2回目は弟子に勝たせる、1勝1敗の教えを心得ているが、不覚にも藤井少年との対局では1回目の対局で負けてしまったことがあり、後に藤井七冠本人からその時の勝ちがプロになれると決心した出来事だったと聞いたこと、将棋の世界は他人軸より自分軸で生きていかなければならない、同世代の存在が競争意識を高められる、諦めの悪さは必要で最後の最後まで勝ちに拘る気持ちと負けて悔しい気持ちが大切であると話されました。また、弟子たちには意見しやすい空間を作り、対局が終わってから自らが口に出して意見を言い合う関係作りをしていること、常に指した手が最善手でそれで良かったと考え後悔してはいけない、棋士は長考すれば150~200手ぐらい先を読み、特に藤井七冠は考えるのが好きで楽しんで考えている、弟子にいろいろと相談されるが相談されて困ること等、将棋界ならではの面白エピソードを交えてお話をいただき、時に会場では笑いが起こり興味深い話が聞け、大変有意義な時間を過ごすことができました。

※来場者数とチャリティー募金は以下の通りです。
来場者数:会員 292名、一般 19名、地域 23名  合計 334名
チャリティー募金:82,028円
多くの方々にご参加いただき、募金にご協力をいただき誠にありがとうございました。募金は被災地の復興支援に役立たせていただきます。最後に会場の設営・運営にご協力いただきました皆さまには心より感謝を申し上げます。

添付資料
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