中部労福協 2023年度研究集会に参加 |
|
活動期間 |
: |
2023年10月10日(火)~2023年10月11日(水) |
内 容 |
: |
|
中部労福協 可知会長の挨拶 |
10月10日(火)〜11日(水)大阪市「キャッスルホテル」において中部労福協主催の「2023年度研究集会」が開催されました。岐阜労福協からは、こくみん共済coop岐阜推進本部 内藤本部長他3名、全体では60名の参加による実開催となりました。冒頭、主催者を代表し中部労福協 可知会長の挨拶、開催地を代表し大阪労福協 田中会長の挨拶の後、2日間で以下の内容の講義を受講しました。
・講義1 講師:関西大学商学部 教授 杉本貴志氏、テーマ:「協同組合・NPOの連携で持続可能な地域社会を」
・講義2 講師:社会福祉法人 豊中市社会福祉協議会 勝部麗子氏、テーマ:「生活困窮、社会的孤立を支える豊中市社会福祉協議会の取組みから」
・講義3 講師:NPO西成チャイルド・ケア・センター 代表 川辺康子氏、テーマ:「子ども食堂の新たな挑戦『にしなり つながりの家』」
・講義4 講師:(公財)大阪社会運動協会常務理事 エル・ライブラリー館長 谷合佳代子氏、テーマ:「働く人の歴史を未来へ ~奮闘する日本一貧乏な労働図書館~」
講義1では、協同組合の誕生(18世紀)にまで遡り、ロッチデール原則が確認され、その後、協同組合原則に改定、さらには、協同組合のアイデンティティに関するICA声明による協同組合原則が再改定と、歴史を振り返りながら、その存在意義が再確認できました。講義2では、豊中市社会福祉協議会の取組が紹介され、困っている人で、手を上げられない人をどう助けていくのか、地域とのつながりをどうしていくのかについて、活動の紹介がされました。講義3では、にしなりの子ども食堂は、子供がごはんを食べるだけではなく、居場所も大切だということで「あったかいごはんを食べてほっとしながら、人とのかかわりの中で成長していける場所」が「にしなり食堂」であること、周りから国がやることではと言われながらも、国がやらないから私たちがやっていると聞き、活動内容に感動しました。講義4では、エル・ライブラリーは、市民ボランティアと寄付で支えられている公益財団法人大阪社会運動協会が設置運営する労働専門図書館であると説明を受け、人と人をつなぐ場として、各種イベントを開いて学習と交流の場を提供していく組織だと紹介され、戦前・戦後の社会運動、労働運動の歴史を知ることのできる各種の貴重な歴史資料の現場を見ることができました。
|
添付資料 |
: |
|
|