2010労福協・労働金庫・全労済合同書記研修会 |
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活動期間 |
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2010年5月26日(水) |
内 容 |
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研修会の様子 |
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事業の説明を行う 青木専務理事 |
5月18日(火)、INAセミナーハウスに於いて、2010労福協・労働金庫・全労済合同書記研修会を開催しました。以前は労金、全労済とそれぞれに行っていた研修会を、労福協、労金、全労済の合同主催の形に変え、今年で3年目の開催となり、上伊那地区の労働組合の書記さんを中心に関係者含め約30人が参加しました。
セミナーの内容は書記の皆さん及び書記さんと接する組合員にとって役立つものとするため、今回は「簡単家計簿管理術&ライフプランニング」と題して、長野県金融広報委員会より宮原則子先生を講師にお招きし講演をいただきました。
セミナーは先ず主催者を代表し上伊那労福協小林会長があいさつを行い、その後3団体より挨拶と事業に関する説明がされました。労福協からは県労福協青木専務が「生活あんしんネットワーク事業」を中心に労福協が取り組む事業について説明し、労福協活動には地域での取り組み、ネットワーク作りが重要と、書記の皆さんに理解と協力をお願いしました。
続いて行われた講演会では、家計の収入・支出・貯蓄・保険のバランス(マネーバランス)を取ることの重要性、ライフプランニングの立て方・見直し方、そのためのキャッシュフロー表の作り方、「どんぶり家計簿」の作り方と家計の節約・ムダの探し方など、多岐にわたる内容を宮原先生ご自身の体験談も含めて分かり易くご説明いただきました。
参加した書記さんは女性が多く、また主婦の立場でもある方が多いことから、講演内容は興味深く、実生活にも役立つものが多かったと思われ、また、仕事上でも「生活が苦しい」「家計の見直しをしたい」「どこをどのように見直したらいいか」などの組合員からの相談に対してアドバイスができる内容であったと思われます。
また福祉事業団体からの参加者からは、「日常の業務の中で家計のキャッシュフロー表について、より一層精度を上げて作成することでムダの無い保障設計ができることや、組合員が抱える漠然とした将来不安に対して、ライフプランやキャッシュフロー表を作ることによって、不安を見える化し、見えた具体的な問題に対して解決に向けてチャレンジし、不安を安心に変えていけるような援助をしたい・・・。このような労働者の生活改善を援助する取り組みこそが、労働者福祉の最も重要なテーマなのではないか。またそのために労金や全労済はその垣根を越えて何ができるだろうか。労金・全労済にはそれぞれの役割はあるが、労働者福祉のために一体となって取り組む課題はまだたくさんあると感じた」という積極的な感想が寄せられました。
県労福協としては、このような労働者福祉につながる研修会を、今後全県下で実施できるように各地区に呼び掛けていきたいと考えています。
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添付資料 |
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