社会保険制度 令和6年4月改正の概要
健康保険
- 保険料率の変更
令和6年3月分から都道府県単位保険料率が変更になりました。
- 入院時の食費の負担額の見直し(令和6年6月1日から)
食材費等の高騰等を踏まえ、食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額のうち食事の提供に係るものについて引き上げられます。
- 日雇特例被保険者の保険料額の変更
令和6年4月から日雇特例被保険者の介護保険に加入する人の保険料額が変更になりました。
厚生年金保険
- 年金額の改定
令和6年度の年金額は、物価変動率が名目手取り賃金変動率を上回ったため、法律に基づき、名目手取り賃金変動率(3.1%)を用いて改定されます。
また、令和6年度のマクロ経済スライドによる調整(▲0.4%)が行われ、令和6年度の年金額の改定率は、2.7%となりました。
- 在職老齢年金制度の支給停止調整額の変更
令和5年度の支給停止調整額は、名目賃金の変動に応じて改定され、50万円に変更になりました。
労災保険
- 介護補償給付の改定
令和6年4月より介護補償給付の支給額が変更になりました。
国民年金
- 保険料の変更
令和4年度の国民年金保険料は、16,980円に変更になりました。
- 年金額の改定
令和6年度の年金額は、物価変動率が名目手取り賃金変動率を上回ったため、法律に基づき、名目手取り賃金変動率(3.1%)を用いて改定されます。
また、令和6年度のマクロ経済スライドによる調整(▲0.4%)が行われ、令和6年度の年金額の改定率は、2.7%となりました。
児童手当
- 児童扶養手当、特別児童手当の変更
令和6年4月からの児童扶養手当と特別児童手当の額が変更になりました。
後期高齢者医療制度
- 出産育児一時金を全世代で支え合う仕組みの導入
少子化に歯止めをかけ、子育てを全世代で支援する観点から、後期高齢者医療制度が現役世代の出産育児一時金に係る費用の一部を支援する仕組みが導入されました。被保険者一人当たり平均保険料額は、全国平均で月額 7,082 円となる見込みです(令和4・5年度の 6,575 円から 507 円(7.7%)増加)。
- 入院時の食費の負担額の見直し(令和6年6月1日から)
食材費等の高騰等を踏まえ、食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額のうち食事の提供に係るものについて引き上げられます。
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