中央労福協は6月30日、関口邦興氏(写真右、中央労福協顧問税理士)を講師に招き、労働組合や労福協等における会計・税務実務について理解を深めるWeb学習会を開催、約100名が参加した。
関口氏は、中央労福協が発行する『労働組合等の会計税務に係る実務マニュアル』の監修を行うとともに、長年にわたり全国各地の労働組合やろうきん、労福協などで会計・税務実務に係る学習会の講師を務めている。労働組合等における適切な会計・税務処理から会計監査などチェック機能の重要性を含めてポイントを絞った説明をいただいた。「迷ったときには原理・原則に立ち戻ること。また、こうした学習会を機に実態にあった会計規程の見直しも検討してほしい」とのアドバイスもいただいた。
参加者からは「実務に沿った内容で分かりやすくとても勉強になった」「実務マニュアルは若いころからの私の教本。時代の変化とともに記載内容の見直しがされており大変助かる。組合会計に携わる方は必須科目としてこの講義を聞くべき」と好評の声が多く寄せられた。