中央労福協は5月28日、社会民主党に対して「2024年度 中央労福協における政策・制度実現に関する申し入れ」を行った。社会民主党からは福島みずほ党首、大椿ゆうこ参議院議員、服部良一幹事長が出席した。
中央労福協・南部美智代事務局長から要請書を手交するとともに、南部事務局長および各事業団体から申し入れ項目について説明した。福島党首からは「労福協の取り組みは格差が拡大し貧困が広がる中で非常に大切である。コンパクトにまとめて要請いただき御礼申し上げる」との挨拶がされた。そのうえで、「国際協同組合年」「被災者生活再建支援法の改正と能登半島地震」「住居確保給付金の制度改善・拡充」「フードバンク団体の基盤強化」などについて触れられるとともに、「高等教育の漸進的無償化」については労福協の象徴的な取り組みと評価され、まずは授業料の引き下げに向けて取り組んでいきたいとの発言がされた。