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第17回Web学習会:6年間を振り返って~今後の労福協運動への期待~

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2022年1月21日

神津 里季生 顧問
芳野 友子 会長

 中央労福協は1月21日、神津里季生顧問が中央労福協会長としての6年間を回顧し今後の労福協運動への期待を語るWeb学習会を開催。過去最多の176名が参加した。

 講演に先立ち、就任後初の新年挨拶に臨んだ芳野友子会長は、神津顧問に感謝の意を伝えるとともに、「すべての運動にジェンダー平等の視点を入れるのが私の使命。コロナ禍でさらに状況が悪化した曖昧な雇用で働く方々やひとり親家庭への支援、労福協の活動を幅広く伝えていくための発信力の強化にも注力したい」と決意を込めた。

 神津顧問は、中央労福協研修用教材をもとに労福協の成り立ちからその役割の変遷を紐解きながら、連合会長と兼務した自身の6年間の活動に触れ「労福協だからこそやれることがある。経験すればするほど世の中にとってかけがいのないものだと感じた。皆さんもそれぞれの立場で常にそのことを胸に置きながら前向きに取り組んでほしい」と想いを語った。

 「『福祉はひとつ』を軸にあらゆる組織や団体が集う稀有かつ貴重な協議体であり、“働く者=生活者”という視点で物事を捉えていくということが根本にある。自分たちのためだけではなくほかの仲間のために何ができるのか。そこに労福協運動にしかない価値がある。芳野会長のもと新たな視点で運動を切り開いてほしい」とエールを送った。

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