中央労福協は1月30日に第8回三役会、2月7日に第5回幹事会を東京都内で開催し、2019年度の年間日程や活動計画などを確認した。
◆ 70周年の節目の活動をスタート
幹事会では冒頭、中央労福協・神津里季生会長が挨拶し、これから本番を迎える春闘の意義に触れつつ、「一人ひとりの要求をベースに、広く働く仲間みんなで実現していく。それがひいては社会や経済の発展に寄与することにつながる。労福協の活動も同じで、そうやって70年の営みを続けてきたことを頭に置きながら議論をしてほしい」と訴えた。
確認された2019 年度活動計画では、重点課題として以下の5つを設定。活動方針や計画に沿って2年サイクルの後半の活動を着実に進めていくとともに、結成70周年を節目として10年後を見据えたビジョンを本年11月の総会に向けて討議していくことにしている。
<2019年度の重点課題> ① 2030年ビジョンの策定と結成70周年記念事業 ② 奨学金制度改善・教育費負担軽減の取り組み ③ 貧困対策の拡充と生活困窮者自立支援事業の拡充・発展 ④ ライフサポート事業の推進に向けた4団体協議の促進 ⑤ 協同事業団体の利用促進、共助拡大の取り組み |
主要年間日程としては、幹事会、三役会などの諸会議の日程をはじめ、全国研究集会(6月7~8日、熊本市)、結成70周年記念レセプション(11月28日)、第64回定期総会(11月29日)などの日程を確認した。
◆ 役員補選で小林副会長、黒河副会長を選出
本幹事会では役員補選が行われ、東部労福協総会の役員改選に伴い地方労福協枠の後任副会長として小林直哉・東部労福協会長を新たに選出した。また、70周年に伴う業務の増大に対応した副会長1名の増員(昨年11月の加盟団体代表者会議で決定)を受けて、黒河悟副会長が半専従役員として再任された。
小林直哉 副会長 | 黒河悟 副会長 |