中央労福協は11月25日、国民民主党に対し「 新型コロナウィルス感染症の影響拡大に伴う第三次緊急要請」 を行った。同党へのコロナ禍関連の要請は4月・ 6月に引き続き3回目となる。
中央労福協・石上千博副会長より要請書を玉木雄一郎代表に手交し 、南部美智代事務局長より各要請項目について説明した。また、中 央労福協ウェブサイトの特設ページ「 あなたの声を聞かせてください」 に寄せられた奨学金制度に対する声を紹介した。
<新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う第三次緊急要請>
1.休業・休職等に伴う所得補償、雇用対策など
2.生活保護および生活困窮者自立支援
3.奨学金返済と学費への支援
4.医療および介護機関・従事者への支援
5.コロナ禍における諸課題への支援
党側からは、玉木代表、榛葉賀津也 幹事長、小林正夫 参議院議員会長、古川元久 国会対策委員長、舟山康江 政務調査会長、足立信也 組織・団体委員長、川合孝典 参議院国会対策委員長、浅野哲 国会対策委員長代理 、芳賀道也 参議院議員にご対応いただいた。
玉木代表は「今回も貴重な生の声をいただいた。ご指摘にあるとお り、コロナ禍対策で政府が打ち出した政策・ 制度にも効果があるものとないもの、執行率が低いもの、 使い勝手が悪いものが明らかになってきた。 ご意見をしっかり踏まえ、我が党の政策に反映していきたい」 と述べられた。
最後に南部事務局長より、労働者協同組合法案および改正被災者生 活再建支援法案に関するこれまでのご尽力に感謝の意を表するとと もに、臨時国会における成立・改正に向けた力添えをお願いした。