中央労福協は7月4日、厚生労働省に対し2023年度の政策・制度要請を実施した。
中央労福協・石上千博副会長より要請書を伊佐進一副大臣に手交し、南部美智代事務局長より要請内容を説明したあと、意見交換を行った。
伊佐副大臣からは、「毎年こうやって現場で今何が起こっているかの声をまとめていただき、我々に示唆を頂き有難く思っている」「コロナのこの3年間で、一番弱いところに歪が出て、困難に直面されている方々がよりはっきりと分かった。だからこそ、様々な支援をコロナ禍の中でやってきたが、今後これをどうしていくかという議論の中で、社会で一番困っているという方々に、支援をどういう形で行うかの議論はあるが、自立に向けて後押しをしていくことが非常に大事なことであり、想いは共有できる」と述べられた。