中央労福協は10月27日、公明党に対し「 新型コロナウィルス感染症の影響拡大に伴う第三次緊急要請」 を行った。同党へのコロナ禍関連の要請は4月・ 6月に引き続き3回目となる。
中央労福協・石上千博副会長より要請書を里見隆治労働局長に手交 し、南部美智代事務局長より各要請項目について説明した。また、 中央労福協ウェブサイトの特設ページ「 あなたの声を聞かせてください」 に寄せられた奨学金制度に対する声を紹介した。
<新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う第三次緊急要請>
1.休業・休職等に伴う所得補償、雇用対策など
2.生活保護および生活困窮者自立支援
3.奨学金返済と学費への支援
4.医療および介護機関・従事者への支援
5.コロナ禍における諸課題への支援
党側からは、里見労働局長、 高橋光男労働局次長にご対応いただいた。「 我々が現場でお聞きしてきた声と共通する切実な内容だ。しっかり と受け止め12月上旬の第三次補正予算に盛り込むよう政府に働き かけていく」と述べられた。
最後に南部事務局長より、労働者協同組合法案および改正被災者生 活再建支援法案に関する公明党のこれまでのご尽力に感謝の意を表 するとともに、臨時国会における成立・ 改正に向けた力添えをお願いした。