内 容 |
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いま、教育の現場では子どもたち、学生たちのキャリア教育が急速に普及し、関心がもたれています。
キャリア教育とは、勤労観・職業観を学ぶだけではなく、子どもたちが好きな仕事に就くためにはどんな知識や能力が必要か、自ら考えることを手伝う教育です。何のために勉強し、何のために働くのか、そういう原点を見つめなおす機会を与えることも目的の一つです。
不登校の子どもたちに、園芸部で野菜を収穫する体験をさせ、全員が登校できるようになった小学校では、「園芸部の活動の中で、植物を育てるといった自分の役割を果たすことで、自分は頼りにされているのだという『自己有用感』を育むことができ、自分の未来を肯定的に捉えるようになったのだと思います。」と前校長先生はお話しています。
(ベネッセ「VIEW21小学版 2006年4月号」
関連HP http://benesse.jp/berd/center/open/syo/view21/2006/04/s04chal_01.html ベネッセ教育研究開発センター)
「教育政策として展開されているキャリア教育にはさまざまな問題点が孕まれていると考えているが、日本の学校、現在の子どもや若者たちには、キャリア教育が必要であり、権利として保障されなくてはならない。」と講師の児美川さんは語っています。
未来を担う子どもたちのために、あなたも「キャリア教育」について一緒に考えてみませんか。
■■プログラム■■
◇13:00 開会
◇13:05 主催者あいさつ
◇13:45 基調講演
「権利としてのキャリア教育」
~キャリアとは何か、権利としてのキャリア教育~
講師 児美川孝一郎 <法政大学キャリアデザイン学科教授>
◇15:15 休憩
◇15:30 若者たちと勤労観・職業観を考えるトークタイム
◇16:30 閉会
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