内 容 |
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裁判官や検察官、弁護士になるためには、司法試験を通っただけではなく、司法修習生として約1年間の司法修習を受け修了しなければなりません。修習生はこの間は修習に専念する義務を負い、アルバイト等も禁じられています。
そのためこれまで法律家の卵である司法修習生が研修する際には給与が支払われてきました。しかし今年の11月に給与制がなくなり、生活費のない修習生には裁判所がお金を貸し付ける「貸与制」に変わろうとしています。
志をもった優秀な若者たちが、家庭の経済的な事情で法律家への道が絶たれる。そんな社会で本当にいいのでしょうか?
また、お金がないと法律家になれなくなり、庶民感覚からほど遠い人たちが司法の世界の多数を占めるようになったとき、私たちの暮らしや権利は守られるのでしょうか。
この問題は、単に法律家だけの問題ではなく、私たち市民の問題でもあるのです
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