オランダ・ベルギーを視察 |
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活動期間 |
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2007年12月2日(日)~2007年12月8日(土) |
内 容 |
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平成19年度は、12月2日から8日まで10名の団員により、オランダ王国とベルギー王国の視察事業を実施しました。
高水準の社会保障制度を築き上げたといわれるオランダですが、低経済や高失業の影響で「オランダ病」を経験、その後、回復に向けて政労使による労働市場政策に結びつけた社会保障改革などが進められてきましたが、その成果、現状や課題、社会保障制度の運営手法、国民の働き方や暮らし方などを現地視察し、安心して働き暮らす社会形成にむけて政労使が果たす役割などを研究しました。また、日本と同様、貿易依存国で世界経済の影響を受けやすいといわれるベルギーにおいては、高失業率対策や雇用対策重視の現状、EU経済下における実情などを視察しました。両国視察の共通テーマとしては、少子高齢問題や働き方の多様化、男女共同参画などへの対応策の一環として先進的に取り組んだワークライフバランスの現状と課題などから、勤労者が自らなすべきこと、経営者のなすべきこと、ワークライフバランス推進の条件整備・環境作りのあるべき姿などを模索することでした。
ヤクルト欧州本部(オランダ)ではワークライフバランス、中央労働協議会(オランダ)においては雇用者側と労働者側の対等な議論・公平な交渉の様子、今後の実践テーマや課題、ジェトロブリュッセルセンター(ベルギー)では、EUの概況と通商政策、エネルギー・環境政策等、パイオニアヨーロッパNV(ベルギー)では少子化対策、ワークライフバランスなどについて説明いただき、大変有意義な視察となりました。
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添付資料 |
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