平成23年4月改正の概要

平成23年4月改正の概要

(11.6.28更新)

【健康保険】

1.70歳~74歳までの一部負担金の見直しが凍結
 平成20年4月1日から2割負担に見直されることとされていたものを平成20年度から平成23年度まで毎年度1割に据え置かれましたが、平成23年度(平成23年4月1日から平成24年3月31日まで)においても、同様の凍結措置を継続することになりました。

2.産科医療補償制度に加入する医療機関において出産した場合の支給額が継続
 産科医療補償制度に加入する医療機関において出産した場合、平成23年3月末まで42万円とされていましたが、引き続き42万円支給されることになりました。

【厚生年金保険】

1.平成23年度の在職老齢年金の支給停止基準額を「47万円」から「46万円」に改定
 老齢厚生年金の受給権者が厚生年金の被保険者の場合には、年金額と賃金の合計が一定の基準額を超えた場合には、年金額の全部又は一部を支給停止することとなっていますが、基準額が名目賃金の変動に伴い、「47万円」から「46万円」に改定されました。

2.加給年金額の引き下げ
 老齢厚生年金 配偶者・第1子・第2子 227,000円 第3子以降 75,600円
 障害厚生年金 配偶者 227,000円

3.障害厚生年金の障害基礎年金を受ける事ができない場合の最低保障額の変更
 平成23年度の障害厚生年金の最低保障額が591,700円に変更になりました。

4.障害手当金の最低保障額の変更
 平成23年度の障害手当金の最低保障額が1,153,800円に変更になりました。

5.中高齢寡婦加算額の変更
 平成23年度の中高齢寡婦加算の額が591,700円に変更になりました。

【労災保険】

1.介護補償給付の額の変更
 平成23年の介護補償給付の介護費用支出の場合の給付限度額と親族等による介護の場合の給付額が変更になりました。

【国民年金】

1.国民年金の保険料の変更
 平成23年度の保険料が15,020円になりました。

2.年金額の変更
 平成23年度の年金額が下記のように変更になりました。
 ・老齢基礎年金の年金額(40年間納付した場合) 788,900円
 ・障害基礎年金の年金額 2級788,900円 1級986,100円
 ・遺族基礎年金の年金額 788,900円
 ・子の加算 2人目まで 227,000円 3人目以降 75,600円

3.脱退一時金の支給額の変更
 基準月が平成22年度の場合の脱退一時金の支給額は、月数に応じて、45,060円~270,360円になりました。

【児童手当】

1.児童扶養手当の額の変更
 児童扶養手当の額が変更になりました。

2.特別児童扶養手当の額の変更
 特別児童扶養手当の額が1級50,550円、2級33,670円に変更になりました。


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