秋田労福協は「2015生活底上げ・福祉強化キャンペーン」の事業として「2015年度研究集会」を10月20日(火)フォーラムアキタで開催し、59名の参加で行われました。
初めに主催者を代表して東海林会長から挨拶を頂きました。
テーマ「持続可能な社会に向けた労福協運動と地域の現状」
第Ⅰ部 基調講演は中央労福協山本幸司副会長を講師にお迎えし、
演題:労福協の理念=「福祉は一つ」を大切にし労働運動・自主福祉運動の前進を!
~歴史に学び、持続可能な社会づくりを~
として、貧困・格差・奨学金制度等の様々な問題について、広く深く講義して頂きました。
参加者からは「持続可能な社会が崩壊しつつある今日、労働問題・労福協運動の必要性・重要性を再確認させられた」など、講演に対する感想がたくさん寄せられました。
第Ⅱ部 特別講演は少子化対策の一環として設立し今年で5年目を迎える「あきた結婚支援センター」の七尾育英センター長より、開設から現在までの状況についてユーモアを交えながら報告頂きました。
入会会員は合計で3,471人、成婚者数は655人となっており、取組の成果が表れています。
どちらの講演も現状認識と課題提起が中心となっており、労福協運動としての取組が重要であると改めて認識させられた研究集会でした。